おジャ魔女どれみ ナ・イ・ショ

CS放送

第 11 話バレンタインディ ~はづきのないしょ~

2004/11/13放送
脚本:成田良美 演出:桜井弘明/岡本英樹 作画:生田目康裕 美術:ゆきゆきえ/塩崎広光

2月14日。はづきの誕生日は、恋する女の子にとって大切な日、聖バレンタインディでもあります。はづきには大本命の矢田くんがいるし、矢田くんだって、はづきからのチョコレートを待っているはず。でも、2人とも何だか浮かない顔をしています。はづきは去年もチョコレートを渡してないし、矢田くんも誰からも受け取らなかったみたい。幼稚園の時は渡していたはずなのに、2人のバレンタインディに何かあったのでしょうか。
MAHO堂では2月14日のために、特製の〝勇気の出るチョコレート〟を売り出すことにしました。恋する女の子がみんな、勇気を出して告白できますように。5人の願いと少しの魔法をこめたチョコレートは、たちまち大評判になります。矢田くんも勇気を分けてほしいのか、こっそりとMAHO堂にチョコレートを買いに来ます。何でだろうと首をひねるどれみたちは、マジカルステージを使って、はづきと矢田くんの2月14日を調べてみることにしました。
小学2年生の時の2月14日、矢田くんははづきに誕生日プレゼントの花束を、はづきは矢田くんにチョコレートを渡しました。でも、矢田くんにチョコレートを渡したいと思っている女の子は、はづき1人ではありません。はづきちゃんのチョコはもらったくせに、どうして私のはダメなの? 意地っぱりで照れ屋の矢田くんは、チョコレートなんて大嫌いだけど、はづきの誕生日だから受け取ってあげただけと答えてしまいます。ほんのちょっとした出来事で気まずくなったまま、2人は5年生になったのです。
2月14日がやって来ました。MAHO堂で〝勇気の出るチョコレート〟を買った女の子も、無事に告白できたようです。今度は、はづきが勇気を出す番。みんなの応援に背中を押されて、はづきは夕暮れの道を駆け出してゆきます。矢田くんも〝勇気の出るチョコレート〟を口に放り込んで、はづきが来るのを待っていました。2人が同時に差し出して、昔みたいに交換し合った花束とチョコレート。「誕生日おめでとう」って矢田くんが言ってくれたら、はづきにとって最高のバレンタインディです。
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