ストーリー

海辺に父と二人で住むホルスは、岩男のモーグの肩に刺さっていた二本の剣を手に入れた。
その剣は太陽の剣と呼ばれる名剣で、その剣を鍛え上げ、使いこなせるようになった時、ホルスは太陽の王子 とよばようとモーグは言う。
父を失ったホルスは、一切合切を焼くと、父の遺言に従い人々のいる北の村に向かってコロとともに舟出した 。再びこの地に帰ることはない。
途中ホルスは悪魔グルンワルドに弟になれと誘われるが断って、崖から落とされてしまう。ホルスは 倒れたまま流氷にのって村に流れ着いた。
ホルスは村の一員として受入れられるかに思えたが、グルンワルドのたくらみで村に送り込まれた一人の 少女ヒルダのために、村人達の不信を買い、とうとう村を追い出されてしまう。悪魔が勝つかに見えた。
しかしヒルダの心の奥底には、密かに人間らしさへの憧れが兆していた。悪魔の攻撃が始まった。ホルスは 人々を励まし、力をあわせて太陽の剣を鍛え上げ、ついに悪魔を倒した。ヒルダも仲間に受け入れられる。

解説

さまざまな困難の中で、3年の歳月と作り手たちの持てる技術と労力の限りを尽くして作り上げた 日本アニメーション映画史に燦然と輝く傑作。
にもかかわらず、公開当時漫画映画なのに笑えるところが一つもないとか、 詰め込みすぎて余裕が無さ過ぎるという評があったり、ちっともお客がはいらなかったりで、散々であったが、 年を経るにつれてその真価が認められ、東映映画の代表作となったのだ。

ストーリー
エピソード
キャラクター/
キャスト
スタッフ
主題歌/
挿入歌
リンク
作品トップ
PAGE TOP