ストーリー

海洋学者の案内で海底を見学したイサムはその帰り道、チーターと一緒に火山の近くで、サッカーボールを相手に遊んでいた。そこでイサムは、一人の気の強い少女に出会う。が、その時突如、火口から姿をあらわした怪獣が火球を吐いて、火口見物に来ていた観光客たちに襲いかかる。
逃げる途中、その少女は転んで気を失ってしまったので、チーターが服をくわえて運んだ。気が付いた少女は、ペンダントに呼びかけて、シースルー号を呼び寄せた。シースルー号は少女とイサム、チーターを乗せて飛び上がり、そのまま海中につっこんで行く。行先は海底王国アトラス。少女の名前はエンジェル。海底王国アトラスの王女だったのである。
彼らを襲ったのは、海底王国のマグマ7世に操られた火焔龍という怪獣であった。マグマ7世は太陽の輝く地上の王となるため、攻撃を開始したのである。世界各地に出現し、大暴れする火焔龍。各国は軍隊を出動させ、最新兵器を使って撃滅しようとするがとても歯が立たない。

解説

漫画家の石の森章太郎のオリジナルストーリーを元に作り上げられた、海洋(底)アニメーション映画。
といっても、ハードな部分ばかりではなくて、きわめてファンタスティックでメルヘンのようなところもある。
特に海底国の表現などは、この作品がSFとしてつくられたなどということを忘れさせてしまう。
もっとも登場する怪獣が実はロボットだったというのは、いかにも流行のSFらしくもある。

ストーリー
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