ストーリー

ラサールの若者シンドバッドと少年アリは海への憧れから密航をくわだて、まんまと成功、 見習い船乗りとして働く事になった。
船がとある国の港に入ったとき、上陸したシンドバッド達は、仲間の一人、アブダラの唄った でたらめの唄のことから王宮に呼ばれ、そのあげく捕らえられてしまった。大臣のさしがねで ある。
王宮のサミール姫は、気の毒に思い、シンドバッド達を地下牢から逃してくれた。ついでに自 分も一緒に連れていってくれという。
シンドバッドは船長に頼み込んで、以前ラサールの港に流れ着いた老船乗りに聞いた、五色に 輝く宝石の島へ船を向かわせることにした。
さて、大臣はヘルバットを使って、姫の行方を探っていたが、シンドバッドたちの船にい ることを知るや、自ら船を出して迫ってくる。
シンドバッド達はお目当ての島を見つけて上陸した。そこは大昔の龍の骨の散乱する不気味な ところであったが、老船乗りが言った通り、洞窟には五色に輝く宝石の山があった。 と、ばったり顔をあわせるシンドバッドたちと大臣とその部下たち。
彼らも上陸していたのだ。たちまち始まる戦い。大臣の部下たちが宝石に手をつけたことから、 宝石を守る怪獣が行動を開始、大変動が起こって、大臣たちは激流にのみこまれた。
命拾いをして憧れの島を去るシンドバッド、その脇では姫がニッコリ。

解説

東映動画、劇場用長編アニメーション映画第5作目の作品。
すでに技術的蓄積は国内において比肩し得るもののなくなった東映動画が、国際的題材に取り 組んだ最初の作品である。
その評価は人によってマチマチであるが、第一級の娯楽作品として、 観客を喜ばせるに足るものであることは間違いない。
ささいな表現のひとつにいたるまで、手抜きなしで駆使されたアニメーション技術 は、この作 品が並々ならぬものであることを示している。

ストーリー
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