ニッコリー温泉は、フェニ様ブームにわいていた。おかげで騒がしくて、聖フェニックスは身体を休めることができない。一目会おうと押しかけてくる女性たちを、かんぺっ機48号とビックリシタナー猛風で追い返したゲンキとジェロだったが、聖フェニックスからは一人にしてくれと言われてしまう。元気がないのでいつもの笑顔も見られず、このままでは死んでしまうかもしれないと思ったジェロは、聖フェニックスを笑わせようと、ゲンキとコンビを組んで漫才をすることを思い付いた。一方、宙魔シヴァヘラは前回敗れたネロ魔身の魂の欠片を見つけ、魔肖ネロとしてよみがえらせる。そして十字架天使は前回に引き続き、聖フェニックスを元気付けようとして、小説を書き続けていたのだった。