花壇を見ていたつぼみが急にあわてました。それはファッション部とかけもちしている園芸部に行くことを忘れていたからです。そこで放課後になってから、つぼみはファッション部をお休みして園芸部に顔を出すことにしました。つぼみが園芸部に取られるのではないかと心配になったえりかも一緒について行きます。そして、園芸部の部長である水島アヤに、ライバル心むき出しで挨拶するえりか。でも、アヤは花がとても好きな女の子でしたが、ちょっとドジで泣き虫なところがあったのです。そのため、自分が花が上手く育てられないことを、とても悩んでいたのでした。
つぼみのおばあちゃんがあこがれの植物学者だと知って、アヤは植物園に会いに行きます。花を上手に育てられないことを悩むアヤに、おばあちゃんは優しく声をかけました。その言葉に励まされたアヤは、気持ちを切り替えて花を育てることにガンバります。そんなアヤのもとに生徒会長のいつきが、夏の日差しから校舎を植物で隠す緑のカーテンを、園芸部が作れないかとたずねてきました。その話を聞いたアヤは、喜んで引き受けます。そして園芸部のみんながガンバって、立派な緑のカーテンが完成するのでした。しかし、台風が近づいていたため、せっかくの緑のカーテンは吹き飛ばされそうになってしまいます。