守は、電話は悪霊からではなく、亡くなった彰子からかかってくるのだと言う。鬼太郎は電話の声から感じられる霊気をたどって、発信元をつきとめた。だが発信元にあるはずの公衆電話は無い。その辺をテリトリーにしているねずみ男は、公衆電話は10年ほど前に撤去されたと証言した。そこに先日退治したはずの妖怪があらわれる。それを見て目玉おやじは妖怪の正体が以津真天(イツマデン)であることに気が付いた。元々は戦場で倒れて野ざらしになった死体の怨念が集まって生まれたのだが、現代は捨てられたゴミの怨念が妖怪になったのだ。