マリー&ガリーver.2.0

TV 番組

第 29 話宇宙への挑戦者

2011/03/08放送

ロケットを前にし、くまはダビンチと何やら深刻な話をしていた。そこへやってきたガリレオは「ロケットが成功すればノリカは元の世界へもどれる、だが…」と意味ありげに語った。その説明を聞いたノリカは「くまを危険な目に遭わせられない」と断固拒否した。だが、ダビンチはくまが既に了解済みであると告げる。呆然とするノリカの前に現れたくまに、離れ離れになっても平気なのかと問うが、くまは何も言わず、逃げるように去ってしまった。ノリカはショックで泣き出しながらも、くまと出会った日のことを思い出し、絆の深さを再確認すると、くまの決意を尊重して送り出すのだった。
出発の時、マリカたちはノリカがずっと持っている本に気づく。それは、スプートニク2号に乗って宇宙へと旅立ち、その後回収されることなく宇宙開発の犠牲となったライカ犬の話だった。ノリカはそれを知りながらもくまを見送ったのである。そんな涙の別れを他所に、ガリレオは厚顔無恥にもいつも通りに科学の話を始める。実は、科学嫌いのノリカがくまを暴走させぬよう、一旦地球から離れさせてその間に科学を教え込もうというのが本計画の狙いだったのだ。それを知ったノリカは怒り爆発。しかし怒りに反応したくまが巨大化しロケットは崩壊。このままでは大気圏で燃え尽きてしまう。果たしてくまは無事にノリカの元へと帰還できるのか?
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