母の言いつけを破ることになると嫌がるレベッカだが、兵隊から人を傷つけるのではなく、自分を守るためだと言い聞かされて刀の稽古を始める。来る日も来る日も厳しい稽古に励み、やがて成長したレベッカは人並みはずれた実力を手にいれた。もう、守ってもらわず、自分の力で兵隊を守るのだと決意も新たに闘技場へ向かう。観客たちから罵倒され、悪口を言われ、涙を堪えるレベッカを見て、ルフィは何故そこまでレベッカが憎まれ、忌み嫌われるのかと憤る。囚人たちはレベッカがかつての王族の血を引いており、それゆえ国民から憎しみの対象とされているというのだ。その事実にルフィは言葉を失う。