ストーリー

原始時代、オオツノ族の女・エスタが白い肌の子供を産んだ。リュウと名付けられたその赤ん坊は、他の子供と明らかに容姿が異なるため、不吉の象徴として忌み嫌われる。そしてとうとう、凶悪な肉食恐竜・チラノに生け贄として捧げられることになった。だが、運命は彼が生きることを選んだ。リュウはチラノの牙に引き裂かれるより前に、心優しい猿人のキティに拾われ、子供として育てられることになったのである。
そして時は過ぎた。リュウは今やたくましい少年に成長していた。ところがある日、恐ろしいチラノが再び姿を現し、リュウをかばおうとしたキティが命を落としてしまう。チラノを倒してキティの仇を討つため、本当の母親に巡り会うため、彼は旅に出ることを決意する。ランとドンの姉弟を連れて、苦難の道のりは続いてゆく…。

解説

石ノ森章太郎の漫画を原作に、激しいアクションを軸に濃密な人間ドラマを組み上げた、異色の冒険活劇アニメ。文明のくびきから解き放たれた原始時代の“裸の人間性”をごまかすことなく描き、他の作品とは明らかに一線を画する意欲作だ。リュウが旅路の果てに見たものとは一体何だったのか? 我々がそれを知った時、文明社会そのものに対する味方もまた変わってくるに違いない。

ストーリー
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