1970年代前半に小学生の間で超話題になった謎の生物「ケサランパサラン」。

空から降ってくるピンポン玉くらいの白い毛の玉で、空中をふわふわと飛び散り、これを手に入れると幸せになれるという。 不思議なことに、「おしろい」といっしょにしておくと増えるという。そんな「ケサランパサラン」を偶然、美樹が手に入れた。美樹は、さっそくおしろいと一緒にビンの中にいれ、増やしてみんなに売りつけようと計画する。

翌日から、美樹はお金を拾ったり、アイドル「キムタケ」に会ったり願い事が次々とかなえられる。 そんな中、ぬ～べ～は郷子、広、まことを連れてデパートの屋上へとむかうが、ビルの飲食店のガス漏れにより火災が発生、4人はエレベーターに閉じ込められてしまう。 さらに、相次ぐ爆発でエレベーターは地上へまっ逆さま。ぬ～べ～たちはかろうじて腕一本で壁につかまり転落死を免れる。が、限界はもうすぐそこまで迫っている。 このままでは、4人とも死んでしまう。どうすればいいのだ…じかんは刻一刻と過ぎていく。

ふいに壁が崩れ、4人はまっ逆さまに落ちていく…そんな時、4人を救ってくれたのはケサランパサランだった。