地獄先生ぬ~べ~

TV 番組

第 30 話放課後の恐怖!走る二宮金次郎像!!

1997/01/18放送
脚本:小山高生 演出:石崎すすむ 作画:柳沢テツヤ 美術:中山恭子

みんな二宮金次郎を知ってるかい?マキを背負いながら読書をしていたあの有名な人だ。子供の頃から、一生懸命勉強して、多くの町を復興させたとても偉い人なんだ。昭和の初めまではほとんどの小学校に金次郎の像が勉強家のお手本として奉られていたんだ。
その金次郎を童守中から預かって一ヶ月がたつ。 図書室で貸出し係りをしていたまことは「秘蔵魔術事典」の表紙をあやまって破いてしまう。学校の帰り、中庭に飾られた金次郎像を見てびっくり仰天。なんと金次郎像が台座から降りて、まことを追っかけてくるではないか。
翌日も追っかけられたまことは、霊を取り除いてもらおうとぬ~べ~に頼む。が、霊などついてないといわれ業を煮やしたまことは、宏とともに自分達で霊を追い払おうとする。 学校の帰り道、また追っかけてきた金次郎像を宏はうまく誘導して川に飛び込ませたが、本当の妖怪は実はまことの後ろにいたのだ。
金次郎像は実は「身代わり地蔵」といって、自分のからだを犠牲にして人々を災いから救う神様だった。まことが本を破ったため、封印がとけた妖怪はずっとまことを殺そうと付けねらっていたが、二宮金次郎像がそれを阻止するため、ずっと追いかけまわしていたのだ。
閉じる

 

PAGE TOP