第六の国・キャニオンランドには長い城壁が果てしなく続いていた。その内部を偵察するタイキやキリハたち。すると中には何百ものバグラ軍兵士が揃っていた。その前に現れるデスジェネラル・土神のグラビモン。いったんその場を離れるタイキたちは作戦会議をたてる。キリハは周囲の意見を聞かず、今回は自分が指揮をとり奇襲攻撃を仕掛けると言う。キリハに従い、作戦を開始する一同。グラビモンへとたどり着いたキリハは一斉に攻撃をしかけるが、バグラ軍の隠されていた戦力に逆に追い詰められてしまう。

しかしそれでも戦おうとするキリハを止め、その場から逃げるタイキたち。キリハはグラビモンに捕まってしまう。グラビモンにつかまったキリハはもうろうとする意識の中、かつて父から言われた「強くなければ生きている資格などない」という言葉を思い出していた。そんなキリハの心の闇に迫るグラビモン。グラビモンはキリハに、非常な強さを手に入れたければタイキを倒せと言ってくる。キリハは言われるがままに、タイキに攻撃をしかけるのだった。