デジモンクロスウォーズ 時を駆ける少年ハンターたち

TV 番組

第 69 話友だち欲しい?フェレスモン悪魔の約束

2012/01/15放送
脚本:相内美生 演出:細田雅弘 作画:竹田欣弘 美術:渡辺佳人

転校ばかりで友だちができないことを悩むマコトの前にフェレスモンが現れる。自分も友だちがいないというフェレスモンは、マコトへ一緒に友だちを作るため、自分の指示に従うよう言った。翌日、学校に急いでいて、タギルとぶつかったマコトはキーホルダーを川に落としてしまう。マコトはあきらめて先を急ぐが、タギルは遅刻覚悟でキーホルダーを探す。そして学校では、タギルのクラスに転校したマコトだったが、うまく自己紹介ができず困る。そこでフェレスモンは、マコトにみんなが友だちになるよう強く祈れと言った。
マコトの力を利用したフェレスモンは、みんなに暗示をかけて友だちにしてしまう。みんなに歓迎されて大喜びのマコト。そこへようやく登校してきたタギルは、その様子におどろく。タギルに相談されたタイキは、マコトの行動を物陰から監視する。フェレスモンはマコトの力を利用し、クラスメイトだけでなく学校中の生徒を操り、魔方陣を校庭に作り始めた。これを阻止すべく、デジクオーツに向かったタギルとタイキだったが、結界に阻まれて先に進めない。仕方なく学校に戻ってきたが、操られた生徒たちに捕まってしまう。
タギルたちの前で、全校生徒に手をつながせて『聖なる友情の儀式』を始めるフェレスモン。それは人間をデジタル化して自分に吸収するというものだった。フェレスモンの言う友だちとは、自分とひとつになることだったのだ。そして、ついにフェレスモンが姿を現した。みんなを助けようと、戦いを挑むタギルたちだったが、その攻撃で石化してしまう。この絶体絶命の中、余裕のフェレスモンは最後に残ったマコトを吸収しようとする。体が石に変わるのもかまわず、タギルは必死にマコトに訴えかけた。自分はもう友だちだと…
最初は気にも止めなかったマコトだったが、タギルが探し出してきたキーホルダーを見て表情を変える。そして、ようやくフェレスモンの呪縛から開放されるのだった。マコトが正気を取り戻したおかげで、フェレスモンはその力を失い、石化もとけた。追いつめられて、その本性を表したフェレスモンが攻撃を仕掛けてきたが、アレスタードラモンに一蹴され、タギルに捕獲されてしまう。こうして事件は無事に解決して、学校中のみんなも元に戻る。翌日、マコトに自分以外にも新しい友だちができたことを聞き、タギルは自分のことのように喜ぶのだった。
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