フレッシュプリキュア!

TV 番組

第 28 話大切な記憶!おじいちゃんとの思い出!!

2009/08/16放送
脚本:成田良美 演出:小村敏明 作画:ポール・アンニョヌエポ 美術:飯島由樹子

せつなはラブに案内されて、クローバータウンストリートをめぐっていました。イロイロなお店があって、みんなが楽しそうに働いている姿を、せつなは興味深々で見ています。そんな時、せつなはラブの家が何屋だか気になりました。実はラブの家は、10年前まで畳屋だったのです。そのころは、まだ元気だったラブのおじいちゃんが畳を作っていたことを、ラブはせつなにうれしそうに話しました。でも、そんな大好きだったおじいちゃんのことを、ラブはあまり覚えてはいません。そのことに気づいてラブは、ちょっと落ち込んでしまうのでした。
そんな時、サウラーがみんなを不幸にしようと、カメラをナケワメーケに変えて暴れさせ始めます。ラブたちはプリキュアに変身して、ナケワメーケを止めに向かいました。でも、ナケワメーケは戦おうとはせず、隠れているばかりです。その姿を見失った一瞬、ナケワメーケがフラッシュを発射しました。キュアピーチはみんなをかばって、ひとりでその光をあびてしまいます。そしてふたたびピーチが目を開けると、そこはクローバータウンストリートでなく、四つ葉町商店街でした。また、ラブは4歳のころに戻っていたのです。とまどうラブの前に、10年前の元気だったころのおじいちゃんが現れました。
突然、意識がなくなってしまったピーチを心配するみんな。ナケワメーケのフラッシュには、人を思い出の世界へと閉じ込めてしまう能力があったのです。もう二度とピーチは目覚めないと、勝ち誇るサウラーに対して、ピーチが必ず戻って来ると信じて、みんなはナケワメーケに向かっていくのでした。そのころ、思い出の世界で大好きなおじいちゃんと一緒にいれて、ラブはとても幸せです。そのため、現実の世界でみんながピンチだということには気づかなかったのでした。でも、おじいちゃんは、ラブがみんなに呼ばれていることに気づきます。
おじいちゃんと別れたくないというラブに、優しくおじいちゃんは話し始めました。おじいちゃんが名付けてくれたラブという名前に込められた言葉の意味を聞いて、ラブは現実の世界に戻る決意をします。そして、意識を取り戻したピーチの姿を見て、みんなは元気を取り戻しました。こうしてピーチの活躍で、ナケワメーケは元のカメラへと戻り、サウラーの作戦は失敗します。おじいちゃんとの記念写真を前にしてラブは、あらためておじいちゃんが付けてくれたラブという名前のとおり、いつか世界中の人の心を愛でいっぱいにしたいと思うのでした。
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