鶴崎先生に頼まれてプリントを渡すため、クラスメイトの番ケンジの家を訪ねることになったつぼみ。でも、えりかはケンジのことを『伝説の番長』だと言って怖がっていました。えりかによると、ケンジがひとにらみしただけで、どんなに強い番長も逃げ出したほどだと言うのです。そして、ケンジの家に着いたつぼみとえりかの前に、ケンジのお母さんが現れました。さっそくプリントを渡そうとするつぼみでしたが、そこへ陰からケンジが何かを伝えようと合図をします。そのことにまったく気づかないつぼみでしたが、えりかはケンジの鋭い眼光を怖がって、その場から逃げ出してしまいました。
落ち着いてケンジの話を聞くつぼみとえりか。ケンジは本当は優しい心の持ち主で、自分が寄り道していたことをお母さんに知られ、心配をかけるのが嫌だったのです。ウワサになっていた番長伝説も誤解だったことを知り、つぼみとえりかはケンジと仲良くなりました。そこでケンジは、自分の描いているマンガをつぼみとえりかに見せます。そのマンガの主人公はなんとプリキュア。でも、物語はまだ未完成です。マンガコンクールに応募するため、明後日までに完成させたいと思っているケンジのために、つぼみとえりかはマンガを描く手伝いをすることになるのでした。