「僕、どうしても青葉さんのような強い男になりたんです」(小太郎)
残り少ない夏休みを利用して男を磨く旅に出るといって寮を出た春助。だが行くあてなどなく小太郎の家を訪ねる。かねてから春助に憧れていた小太郎はわざわざ遊びに来てくれたと大感激。その姿を見た母親は大喜びで春助をもてなす。調子に乗った春助は実家の商売を聞かれとっさに大工だと嘘をついてしまった。それを信じた母親からおとなしい小太郎を春助の実家で鍛えてやって欲しいと頼みこまれてしまう。断りきれない春助は小太郎を連れて女の園である実家に帰ることに…。