神様家族

TV 番組

第 4 話天使(テンコ)の涙 輝く翼の先に…

2006/06/08放送
脚本:成田良美 演出:うえだひでひと 作画:織岐一寛 美術:三木美千代

神様の息子のままでは、家族から邪魔をされて、久美子へ告白できない。そう考えた佐間太郎は、治に自分を人間にしてくれと頼む。困惑する家族と、神様候補のお目付け役である自分を否定され、怒り、悲しむテンコ。そして翌朝、人間になった佐間太郎は、今までとは全く違う日常にとまどう。性格が全く異なる家族、今まで感じる事のなかった人間なら当たり前の感覚、どこか冷たい態度のクラスメイト…。何より、誰もテンコの事を知らないという。佐間太郎が神様候補でなくなったこの世界では、テンコは初めから存在していなかったのだ。当たり前だと思っていた日常は、様々な「奇跡」が積み重なって成り立っていた。それが全て失われた今、佐間太郎は、久美子への告白よりも大事なものに気付く。取り返しのつかない決断をして、自分の居場所を見失った佐間太郎は、学校をサボり、あてもなく商店街を歩く。ふと、通りかかった一軒の雑貨屋。そこは、テンコとプレゼント選びに出かけた時に、テンコが気に入りながらも、休みで入れなかった店「エンジェルショップ ミ・ラ・ク」だった。誘われるように店に入った佐間太郎が、そこで出会った人物とは…。
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