ガリレオを助けるために、マリカは天動説派に地球は太陽の周りを回っていることを証明しなければならない。望遠鏡を使う作戦は、天動説派裁判官から「望遠鏡は悪魔の道具である」、と認められず、失敗に終わった。次の作戦はニュートンのリンゴから思いついた。リンゴといえば、ニュートン。ニュートンといえば…万有魅力だ。マリカが見事に万有魅力の法則を使い、天動説を破った。同時に、エジソンとフレミングも動力源を直し、ガリハバラは元に戻った。マリカのおかげで、ガリハバラは元に戻った。目を覚めたマリカの周りに学者たちが全員集まってきた。

チンチン電車はマリカを待っている。橋も戻ってきた。マリカはもう卒業できた。キュリー夫人、ニュートン、ダビンチ、エジソン、フレミング、ダーウィン、ヘルツ、アルキメデス、皆、別れを告げる。最後にガリレオも涙をこぼしている。一年間もガリハバラで過ごしたマリカの表情は大きく変わった。無口で無表情なゴスロリの女の子は初めて笑った。初めて泣いた。
これで本当にガリハバラとのお別れ？