レースの最中、クリントは卑怯な手を使い、スティーブの行く手を妨害する。かつてド ライビングマイスター学校に通っていた時、「レースは一人でするものじゃない」とクリントに諭された経験のあるスティーブは、クリントに何かがあったと考 え、マイハム組の出動を要請する。 マイハムたちの調査により、クリントの飼い主がテンドーとリキの人質に取られていたことが分かった。 マイハム組がクリントの飼い主を助け出すと、ついに正々堂々勝負する二匹。「仲間の大切さを最初に教えてくれたのはお前だった」と言って、スティーブは大介に拾われた過去を思い出していた。 一方、大介もラジコン大会でかつてのライバル、天山の卑怯な手に苦しみながらも、スティーブの言葉を思い出し、勇気を出して天山に挑んでいった。スティー ブも大介も猛烈なスピードでフィニッシュラインに向っている。追走するのは彼らのライバル。過去と向き合い、スピードの壁に向き合う二人の支えは、確かな 友情と握るハンドルのみだ。 スティーブとクリント、勝利するのは誰なのか!? 大介は、天山の妨害をくぐりぬけ一番にフィニッシュラインを越えられるのだろうか!?