そのため、100匹のハムアスリートの中にマイハム組も名を連ねることになった。怪盗ハムセーヌ・ハムパンは変装の名人でマイハム組と元締めは警戒心を緩めない。だが、シルビーだけは任務を忘れてウキウキしている。フランスハムの父を持つシルビーはまだパリに行ったことがない。ベストテンに選ばれればパリに行けるので、憧れのジョエルハムションのタルトを食べられると、浮かれているのだ。 ハムアスリートたちの競争、怪盗が狙うメダル、パリのガイドブックに夢中になるシルビー。そんななかでマイハム組と怪盗ハムセーヌ・ハムパンとの戦いが始まった。日本で行われた柔道の大会で怪盗ハムセーヌ・ハムパンは警備ハムの列を突破しようとしていたが、スティーブが気づき未遂に終わった。次のアフリカ大会ではついにメダルが盗まれたが、元締めがメダルを偽物にすり替え助かった。 ついに決勝の地・パリでの競技が開始される。怪盗ハムセーヌ・ハムパンはマイハム組の弱点を見抜いていた。パリに夢中なシルビーと、パリジェンヌに夢中な元締めを利用する作戦だ。 マイハム組は怪盗ハムセーヌ・ハムパンから「ひまわりの微笑み」を守ることができるのか?!そして、ハムスポーツの祭典の勝者となるのはどのハムだろうか?!