セクメトは処刑され生きているわけがないというガウディに、ガルニエはさらに衝撃的な事実を打ち明ける。セクメトは殺されたのではなく、王の魔法により不死の呪いがかけられた。呪いを解くために1000人のグランドマイスターを育て上げなければならない。そのため、元締めは正義の味方を装いマイハム組を結成したというのである。 そんな元締め(セクメト)の野望を打ち砕くべく結成されたのが、ガルニエ率いるジョイハム組だった。 元締めはセクメトで、呪いを解くために陰謀を企てていたのかもしれない。そうみんなが思い始めたとき、ガウディが声を発した。自分達を一丁前のグランドマイスターに育ててくれた元締めこそ父親だと言い放ったのだ。さらに、家族にも何の連絡を寄越さずジョイハム組を陰で操るような奴を父親だとは思わないと、ガルニエを切り捨てた。 ついに対決の時が近づいていた。ガルニエがハンマーを構え、ガウディがそれを受けて立つ。 しかし、今度はそこにカイトが二匹の間に進み出た。暴力ではなく、大工の腕を競うことで勝敗を決めればいいと提案する。ガウディとガルニエは、カイトの言葉を受け入れた。 こうして、親子の大工対決が始まろうとしていた。テーマは、【ハムスターの家族が、幸せに暮らせる家】であった。 元締めは、本当にエジプト王妃を愛したセクメトなのか?! ガウディとガルニエの対決に、どんな結果が待っているのだろうか?!