明日のナージャ

TV 番組

第 37 話明暗!ブローチ奪還作戦

2003/10/19放送
脚本:ルージュ・ドゥ・ルーン 演出:伊藤 尚往/中尾 幸彦 作画:青山 充 美術:ゆきゆきえ/いでともこ

引き続きザルツブルグに足止めされている一座。自動車を直す部品が届かない事には手も足も出ないナージャは苛立ちを隠せない。一方、ナージャのブローチを取り返そうとヘ ルマン邸に忍び込び、囚われてしまった黒バラはきつい拷問にボロボロになりながらも牢から脱出し、ブローチ奪還に成功していた。
傷を負いつつも、ブローチを届けるためにナージャの元へ向かう黒バラ。そんなことを知るよしも無く、街で母親の手掛かり探しをしていたナージャは新聞記者のハービーと再会する。ナージャのブローチが盗まれた事を知ったハービーは、ペンの力でブローチを取り戻せないかと考え、ナージャ達に取材を始めるが・・・
ハービーが書いた記事の原稿を受け、プレミンジャー家で待ち伏せる記者達の前にローズマリーを連れたヘルマンが現われる。「『私が』ブローチの持ち主のナージャです!」計算高いローズマリーの演技によって、特ダネとばかりに記事の内容は書き変えられ、翌日の新聞には『ナージャになりすました』ローズマリーの姿が載ることに。しかも、ブローチを盗んだのは黒バラということにされてしまっていた。
翌日、ようやくウィーンへ向け旅立つナージャ。そして、その胸には黒バラが届けてくれたブローチが輝いていた。 「ついにお母さんに会える・・・!」黒バラとハービーの善意の行動がローズマリーによって、新たな試練となり降りかかってくることも知らずに、近づくウィーンへと思いを馳せるナージャだった。
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