ひさしぶりだねとこえかかり、みあげたそこに、やさしいえがお。
だいはちぐるまににもつをのせた、いきなおやぶん、ひのたまおてつ。

きょうはだいじなほうようが、このさきしゅくばで、ひかえてる。
おおものおやぶん、くじらうり、まんじゅうこだわり、ひといちばい。
そこのまんじゅうたのまれて、これからとどけにいくところ。
おいらもおやぶんあってみてえ、おてつにたのんだあさたろう。

おやぶんれんちゅうならんだなかに、でてきたまんきち、おおおとこ。
さっそくまんじゅうぱくりとやれば、くちのなかは、はいだらけ。

まっかになっておこりだし、もってきたのはどいつでい。
おてつでてきてあやまるが、こんなはいにはおぼえがない。

はいといえば、はいかぶり。いつかのかおがうかびだす。
おてつさんには、つみはねえ。げしゅにんさがしにとびだした。
おとこをかけた、ひとしょうぶ。

火の玉おてつ
くじら瓜のまんきち

灰かぶりの豆ぞう
こぬかのこなきち

じねんじょのせんぞう

冨永みーな
銀河万丈

郷里大輔
茶風林

千葉一伸