Yes!プリキュア5GoGo!

TV 番組

第 40 話うららの歌声を取り戻せ!

2008/11/23放送
脚本:清水 東 演出:石平信司/黒田成美 作画:青山 充 美術:井芹達朗

ミュージカルの主演を選ぶオーディションの第2次審査に見事合格したうらら。次の最終試験に合格すれば、ついに夢だった女優への第1歩となるのです。肩の力を抜いてリラックスしてガンバろうというのぞみたちに、「今回だけは絶対に合格しなきゃならないんです!」と、うららはいつも以上に真剣な表情で言いました。それは、今回のミュージカルは、うららのお母さんが最後に演じた役だったからです。しかも内容も場所も同じだったことから、こんなチャンスは2度とないかもしれません。お母さんが舞台の上から何を見ているのか知りたかったうららにとっては、絶好の機会だったのでした。
最終審査の内容は歌を歌うこと。そこでうららは試しにみんなの前で、歌を歌おうとしました。でも、なぜか歌うことができません。そんなとき、またしてもみんなはシビレッタの作った世界へと引きずり込まれてしまいます。今度の場所は海の中、みんなは人魚の姿に変わっていました。そう、ここは『人魚姫』の世界だったのです。そしてホシイナーに乗って現れたシビレッタは、うららの歌声を貝殻の中に閉じ込めたと言ってきました。このままでは最終試験を受けることができないと、うららは歌声を返すように言いますが、シビレッタは歌声はローズパクトと交換だとおどします。
このままではうららの歌声は、海の泡となって消えてしまいます。でも、うららは自分の夢をあきらめても、みんなと一緒にキュアローズガーデンに行くという夢を叶えるため、シビレッタの誘いを断りました。しかし、奪われたものは取り返せるけど、失くしてしまったものは元には戻らないと、のぞみはローズパクトをシビレッタに渡してしまいます。だけど、ひきょうなシビレッタは約束を守らずに、歌声を返そうとはしません。そこでタコの姿に変わっていたココがスミであたりを真っ暗にしたその隙に、シロップが歌声とローズパクトを奪い返すことに成功するのでした。
さあ、ここからはプリキュア5とミルキィローズの反撃開始です! ひきょうなシビレッタへの怒りの攻撃が、ホシイナーを撃退しました。それを見てくやしそうに逃げ出すシビレッタ。こうして無事に歌声を取り戻したうららは、最終試験にも無事合格して、念願だったお母さんと同じミュージカル主演の座を手に入れました。ようやく夢を叶えて、とてもうれしい気分になったうららは、以前にシロップからもらった乗車券を使って、空の散歩を楽しみます。そんなうららを乗せて気持ちよく空を飛んでいたシロップは、以前にもこんな気持ちで空を飛んでいたことを思い出すのでした。
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