部員たちと共に、熱心に練習に打ちこむ藤P先輩。しかしその姿は、いつもと少し様子が違っていた。動きにキレがなく、判断の遅れによるミスも目立ち、そんな自分にどこか苛立っている様子…。それでも休憩に入り、なぎさたちの元にやって来ると、いつもの優しく爽やかな表情を見せてくれた。なぎさに気を遣い、ひかりを連れて席を外すほのか。2人だけになったなぎさは、緊張する傍らで先輩の気落ちした様子に敏感に反応し、どうにか元気付けようとする。そして緊張のあまり支離滅裂な言葉を発しながらも、自らの経験で得たアドバイスを送ろうとしたのだった。