夕日に照らされた帰り道、満と薫は不思議な幸福感に包まれていた。「今日は楽しかった…。一緒にいると、凄く気持ちが安らぐの。どうしてだろ…」「…わからない。でも、私もだよ…」。他愛のない会話。だが、清々しい表情の裏側には、相変わらず、あの寂しげな雰囲気が垣間見える。そんな中、満がふと呟いた。「ねえ薫、ずっとこのままでいられたら、いいのにね…」。果たして、この言葉が意味するものとは…? だがその意味を考える間もなく、二人の前にモエルンバとキントレスキーが現れた!! 抹殺するつもりなのか…。咲の家で危機を感じたコロネも、思わず二本足で駆けつける!!