トリコ

TV 番組

第 124 話トリコVSグルメ界の怪物“モンプラン”

2013/10/06放送
脚本:村山 功 演出:角銅博之 作画:爲我井克美 美術:今野慎一

グルメ界から侵攻してきた伝説の怪物“四獣”を撃破し、再び日常の生活へと戻ったトリコ。と、そこへ新たな依頼が舞い込んできた。それは、四年に一度の食の祭典“クッキングフェス”で使う食材の調達。四獣から受けた被害のせいで、希少な食材を入手する事が難しくなっているのだ。トリコが頼まれた食材は、グルメ界から来た植物獣類の捕獲であった。先の四獣侵攻の際、四獣の体に付着していた種が人間界で芽吹いたらしい。その依頼をもちろんトリコは快諾、小松と共にさっそく出発するのだった。目的地は、トリコと小松が初めて一緒に食材を捕獲した、懐かしのバロン諸島!
しかし道中、小松は何やら浮かない様子。実は小松は、薬膳餅の調理を簡略化した功績でクッキングフェスへの出場権を得ており、それに対して不安を覚えているのだ。そんな小松をトリコは明るく励ます。むしろ心配はトリコの方にあった。「祭りで会おう」。以前、食林寺での騒動で、美食會のスタージュンが残していった言葉だ。祭り…、つまりフェスには美食會もやって来るということだ。果たして今のトリコでスタージュンに勝つ事ができるかどうか…。懸念を抱くトリコ。と、そこへ懐かしい顔ぶれが現れた。グルメ騎士の愛丸と滝丸である。植物獣類からの自然保護を兼ねて、トリコを手伝うためにやって来たのだ。
旧友と協力しての捕獲を断る理由はない。トリコと小松は、愛丸らと共にバロン諸島を進んで行くのであった。そして一方その頃、他の四天王たちも、クッキングフェスでの食材捕獲に向けて動いていた。ココがやって来たのはジダル王国のグルメカジノ。希少な食材を賭けて、カジノを取り仕切るグルメマフィア・マッチとダイス勝負をすることに。サニーは、モルス油を求めてデスフォールへ。そこで油料理の第一人者・わぶとらと出会う。ところが何やら一触即発の雰囲気…!? そしてゼブラは依頼を断り、四獣によって破壊されたグルメピラミッドにやって来ていた。だが、そこへ怪しい人影が現れ…。
さて、バロン諸島を行くトリコら一行の前に、やがてグルメ界の植物獣類・モンスタープラント、通称“モンプラン”が現れた! 地中から次々と生えてくる芽が、トリコらに襲いかかる。応戦するトリコらであったが、どんなに芽を倒してもキリが見えない。本体を叩かなければ、ダメージを与えられないのだ。そこでトリコは、地面へ向けて50連釘パンチ! その衝撃は、モンプランの本体を引きずり出すのに充分であった。だが、怒り狂ったモンプランの攻撃は苛烈の一言。飛ばしてくる針は、食義と直観で強化されたフォークシールドも容易く貫くほど。しかし、トリコの顔には歓迎の笑みが浮かんでいた…!
閉じる

 

PAGE TOP