地獄先生ぬ~べ~

TV 番組

第 31 話誰にも言えない目玉の恐怖!!天才バイオリニストの大罪

1997/01/25放送
脚本:小山高生 演出:貝澤幸男 作画:須田正己 美術:藤田勉

篠崎愛は天才バイオリニストで財閥の一人娘という、まさに才色兼備の超お嬢様。それだけに、周りからは近寄りがたい人と思われ、声をかけてくれる友達もいなかった。しかしそんななかでも、きがねなく愛に話し掛ける純粋無垢なまことに、愛は初めて友達というものを感じるのだった。 そんなある日、目玉のようなものが現れた。それは百々目鬼(どどめき)という妖怪だ。
ぬ~べ~に治療を懇願する愛に「その前に話すんだ!百々目鬼はある特定の行動をした人にしか出来ないものだ。」 なぜ愛に?百々目鬼は、ものを盗んだ人にしか出来ないことを知ったまことは、愛に出来たことは間違いだと信じている。
そんな自分を信じて止まないまことに、嫌われたくない愛はそのことを言えないでいた。 「本当の友達なら、苦しんでる時にこそ力になりたいと思うもの!」 「愛ちゃんは何があっても友達なのだ!」
まことの気持ちに応えるべく、愛はとうとう自分が万引きの常習犯だったことを告白した。誰もが自分を特別扱いするのが嫌で、自分も普通に悪いことをするんだと思われたかったのだ。 すると百々目鬼は消えてなくなってしまった。百々目鬼は、罪を後ろめたく思う気持ちにより生じ、白状すれば消える妖怪であった。 「まこと君、ありがとう!」
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