子供達はたくさんの夢を持っている。それはぬ～べ～のクラスの生徒達も例外ではない。 みんな幸せな未来を夢見ている。そしてまた今が永遠に続くことも・・・。

その朝、お母さんに起こされた郷子は、「まだ学校に遅刻する時間じゃないのに」と納得がいかない。だが「今日で26になるって言うのに、どこの学校にいくんだい！」と怒られてしまう。びっくりして鏡を見る郷子。そこにはおさげ頭で胸もないが、大人になった郷子が写っていた。若干疑問に思いながらも、確かに小学校はもちろん、大学も卒業した記憶が有る。「きゃー！会社に遅刻しちゃうー!」

慌てて会社に向かう郷子。だが、やはり会社でもどうしても違和感が有る。平凡なOL生活。どちらかと言うとつらい毎日。なにか違う。「こんなの変！こんなの私じゃない！！」すがるように美樹に助けを求めにいく。美樹もやはり大人になっていた。そして、美樹の家に集う、クラスの面々。そこには美樹と結婚した、広の姿も。

ショックを受け、飛び出す郷子。美樹がその背中に叫ぶ。「郷子！あの人に会うのよ！」　郷子はあの人に助けを求めにいく。あの人－ぬ～べ～に・・・。