「唱えるのが怖い」…パートナーの恵にさえそう言わしめるティオの怒りのボルテージは最高潮。それでも彼女の鬼気迫る勢いに押されるまま、恵は新たに加わった第六の術「チャージル・サイフォドン」を唱えた。それは一見サイフォジオと同様の術かと思われたが、実はティオの記憶を蘇らせることで怒りのエネルギーを蓄積し、一気に解き放つというものだった。そのため抜群の威力を発揮し、直撃を受けたモモンは抵抗できずに地面にへたりこむ。清麿はそんなモモンに興味を示し、彼の本を焼こうとするティオを止めた。それは、モモンがいれば謎の建造物「ファウード」の位置を探知させられるからだった。