ゲゲゲの鬼太郎(第5期)

TV 番組

第 49 話あの世の七人ミサキ

2008/03/16放送
脚本:木原 大輔 演出:角銅 博之 作画:小泉 昇 美術:清水 まこと

砂かけばばあは、呼子に妖怪長屋の住人を呼び集めさせていた。みんなが家賃を払わないので、お金ではなく、別のもので払わせようと思いついたのだ。かわうそや傘化けのように、砂かけばばあの気に入るものを提供できないと思った呼子は逃げ出してしまう。人間相手に何でも屋の商売をしているねずみ男に相談するが、呼子の能力は携帯電話で代用できるとつれなくあしらわれる。ところが、携帯電話に呼子が呼びかけると、困っている人のところにメールが届いて、仕事の注文が来るようになった。ねずみ男は呼子と組んで、商売することにした。
蒼坊主から呼子と連絡が取れないという電話を受けた鬼太郎。そこにネコ娘が呼子がねずみ男と一緒に何かしているらしいとの情報を持ってきた。岬にある家に呼ばれた呼子とねずみ男は、妙な7人に歓待される。実は彼らは七人ミサキという妖怪で、1人仲間に引き入れる毎に1人があの世へ行くことができるというのだ。ねずみ男は七人ミサキに札をかけられ、代わりに七人ミサキの1番目の親分があの世へ旅立った。残された七人ミサキは自分たちも早くあの世へ行こうと、呼子も捕まえようとするが、呼子は怖くなって逃げ出してしまうのだった。
七人ミサキの一行は、自分たちがあの世へ行くために、人間を引き込もうと街へ向かった。そこに鬼太郎、ネコ娘、一反もめん、砂かけばばあ、子泣きじじい、ぬりかべがやって来た。蒼坊主から呼子に連絡が入り、七人ミサキを倒すには、7人同時に攻撃するしかないというアドバイスを受ける。ということは、ねずみ男も一緒に倒さなくてはいけない。悩む鬼太郎。七人ミサキは鬼太郎たちにおそいかかり、海の中に引きずりこんだ。水中では指鉄砲も使えず鬼太郎たちは苦戦する。呼子も七人ミサキとなって操られているねずみ男におそわれていた。
目玉おやじは七人ミサキの特性を利用して事態を挽回しようと、呼子にあの世に向かっている親分の魂に呼びかけさせた。一人っきりでさびしかった親分は、呼子の呼びかけに答えて戻ってくる。七人ミサキが8人になったために動きが鈍った隙を突いて、鬼太郎は脱出した。ねずみ男が親分に札を渡して七人ミサキから抜け出せたので、鬼太郎は七人ミサキを体内電気で倒すことができた。元の七人のまま仲良く静かに暮らしたいと反省した七人ミサキを、鬼太郎は許してやる。砂かけばばあは、呼子の日頃の働きに免じて、家賃をまけてやるのだった。
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