海を渡って、怪しい船が日本にやって来た。その船から派遣された2匹の虎男は如意棒を使い、九州地方では河童を、山陽地方ではすねこすりを、東海地方では化けちょうちんを、他にも日本各地を回って妖怪を次々と反物に変えていく。中国妖怪チーに捧げるためだった。だが、チーはそれでは満足せず、もっと妖力の強い妖怪を素にした反物を集めるよう命じる。チーの命を受けた虎男たちは、ねずみ男の手引きで関東地方に上陸、妖力の強い妖怪のいる場所、妖怪横丁に案内される。そして、配達途中のつるべ落としが反物にされてしまうのだった。