「もうヒュプノス(催眠術)は効かない!!」…勇んでミス・シャネルに挑んだ河合だったが、それはあまりに甘すぎた。すでにシャネルのヒュプノスから逃れられなくなっていた彼は、幻影を幻影とも気付かない程、深く術中にはまっていたのである。そんな中、頭をよぎるのは、頼りにしていた姉が出て行った日の出来事。支えを失い、絶望していた彼は、姉の最後のアドバイスで河井家に代々伝わる鉄の鍵盤のピアノと出逢うことになる。そこで血豆をつぶしてまでピアノを弾きこなす苦難を乗り越えていた河井は、そこで見つけた『自分だけのメロディ』を心の支えに反撃。ヒュプノスを跳ね返して逆転のライトアッパーを叩き込んだ!!