地獄先生ぬ~べ~

TV 番組

第 32 話そして誰もいなくなる!図書室の赤い怪少女!!

1997/02/02放送
脚本:富田祐弘 演出:角銅博之 作画:柳沢テツヤ 美術:藤田勉

「どこの学校にも図書室に幽霊が出ることは多い。そのほとんどが事故や病気で死んだ本好きな子供の浮遊霊で、もっと本が読みたいという気持ちが強かったために出没する。けど、人間に危害を加えることはないんだ。」 法子が大好きだった”世界おとぎ話”、古くてページが抜け落ちているので処分することになった。それ以後、図書室の霊が学校中を歩き回るようになり、ぬ~べ~のクラスの生徒達が一人一人消えていく!!ぬ~べ~達は学校中をさがすが見つからない。その間にも美樹、郷子そして金田と消えて行くのであった。
その順番が”世界おとぎ話”の貸し出しカードの順番と同じであることを突き止めた法子は次が自分であることを知る。が、すでに霊は法子の後ろにいたのだ!!
その霊によって鬼の手の使えない空間に引きずり込まれたぬ~べ~と法子。 そこには消えたクラスメート達が閉じ込められていた。「・・・人魚姫は恋しい男の子の面影を捜すかのように月夜の海で歌い始めました。その歌声は・・・、思い出せない!!」どうやらその部分は抜け落ちたページのようだ。 赤い服を着た少女の霊は自分の大好きだった本を粗末にして破いた人間をうらんで、この本を借りた人間を順番にこの世界に閉じ込めていたのだ。
「その歌声は海の風に乗って悲しく流れていったのです。・・・人魚姫はいつまでも歌い続けます。」法子がは物語の続きと、この本への想いを少女に語りかけた。その姿に心を開いた霊はみんなを解放し、ぬ~べ~達を現実の世界に戻すのであった。
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