デジモンクロスウォーズ 時を駆ける少年ハンターたち

TV 番組

第 75 話夢の遊園地、デジモンランド!

2012/02/26放送
脚本:相内美生 演出:細田雅弘 作画:梨澤孝司 美術:鹿野良行

街から大勢の子供が消えるという事件が起こった。タイキとユウは、デジモンが関係している事件ではないかと調査を始める。一方、デジモンハントに失敗して戻ってきたタギルは、街でデジモンランドという遊園地に連れて行ってくれるデジモンがいるという噂を聞く。さっそく案内していたバコモンを見つけると、タギルとガムドラモンはデジモンランドに向かう。そこにはたくさんのデジモンたちが子供たちを喜ばせるためガンバっていた。あまりの楽しさにハントする気も失せ、タギルとガムドラモンはアトラクションを楽しむ。
偶然、マミたちと出会ったタギルは、スペシャルアトラクションへ向かう彼女たちと別れて遊覧船に乗った。そこでバコモンは、この遊覧船のツアーガイドになって子供たちのやさしい笑顔を見ていたいという夢を語る。その夢を応援するため、タギルはタイキたちを連れてきてバコモンの手柄にしようと考えた。ところが、そこへマミたちがスペシャルアトラクションに乗ったまま、行方不明になってしまったと聞かされる。心配になったタギルだが、マミのことをひとまずバコモンに任せて、タイキたちのもとに向かうことにした。
現実世界に戻ったタギルはタイキたちから子供たちが消えた事件を聞き、嫌な予感がし、デジモンランドに急ぐ。そのころデジモンランドでは、この場所の真のオーナーであるセフィロトモンがその正体を現していた。子供たちを飲み込み、その楽しみたいという欲望を吸収し、自分の力に変えていたのだ。そのことを知ったタギルたちは、子供たちを取り返そうと、デジモンたちを超進化させて戦う。だが、セフィロトモンは相手の力を吸収し、瞬時に返すという能力を持っていた。その能力の前に、手も足も出ないタギルたち。
しかし、子供たちの本当の笑顔を見たかったバコモンはセフィロトモンに反逆し、その目を次々にふさいでいった。外が見えなくなったことで吸収した子供から偽りの笑顔が消え、セフィロトモンは急激に力を失っていく。その隙を逃さず攻撃を仕掛けたタギルたちは、見事にセフィロトモンを撃退、そのハントに成功する。子供たちは無事にもとの世界に帰っていったが、デジモンランドは寂しくなってしまう。ガッカリするバコモンたちに、今度はデジモンのための遊園地として再開するように勧めるシャウトモン。そのアイディアを聞き、バコモンたちにも笑顔が戻るのだった。
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