ストーリー

「こんなに早起きするなんて、まーた好きな男ができたな?」

 超なまいきな妹ぽっぷのツッコミにぐうの音も出ないまま学校へと向かう春風どれみ。魔法に憧れる自称「世界一不幸な美少女」!
 ・・・「結局好きな先輩に告白できなかった・・・魔法が使えれば・・・」しょげかえったどれみがとぼとぼと知らず知らずの内に足を向けたのは、「マキハタヤマリカの魔法堂」という変わったお店。
 そこでどれみは、いかにも魔女、というような格好をしているその店の女主人マジョリカの正体を「もしかして・・・魔女?」と見破ってしまう。するとなんと、マジョリカは奇妙な魔女ガエルの姿になってしまった!
 魔女ガエルになってしまったマジョリカは、どれみに責任を取ってお前も魔女になれとせまる。魔女ガエルになった魔法使いは、正体を見破った者の魔法でしか元の姿に戻れないのだ。

・・・ひょんなことから魔女見習いになった3人の少女、どれみ、はづき、あいこ。学校と「MAHO堂」というお店を舞台に、3人が一人前の魔女になるためのマジカルでミラクルな修行の毎日が続く・・・。

解説

1999年から4年間に渡り、日曜の朝に放映され続けた大人気シリーズ。東映アニメーションのオリジナル企画で、佐藤順一、五十嵐卓哉がシリーズディレクターを務めている作品。ギャグあり涙ありのテンポの良い展開だけにとどまらず、作中で子供たちが成長していく様を捉えたさまざまなテーマが描かれている。また、本作に登場するクラスメイトなどのキャラクターは、その数も多いことながら豊かな個性をそれぞれ持ち合わせており、一人のクラスメイトにスポットを当てたお話もあるほど。誰一人として個性のないキャラクターは存在せず、キャラクターコンセプトデザインの馬越嘉彦によるキャラクターの描き分けは、シンプルかつ特徴的で魅力的に描かれた。。主人公たちはふとしたきっかけで「魔法」を使えるようになっていき、その〝魔法〟と現実世界に起こる子供たちを取り巻く問題が実に上手くからめてストーリーを展開している。魔女見習いから魔女になるための9級から1級までの進級試験や、魔法を使うための道具である楽器や魔法玉など斬新なアイデアは観る者の心を惹きつけつつ大人が観ても楽しめるほどの重厚なつくりとなっている。
「おジャ魔女どれみ」シリーズの初代と言える本作は、前半ではどれみ、はづき、あいこのおジャ魔女3人組が魔女見習いになり、お供の妖精を手に入れて成長していく姿を描き、中盤から登場するライバル的存在の瀬川おんぷは物語に新たな流れを持ち込み、次第に築かれていくどれみたちとの友情が最終回の感動の展開につながっていく。

ストーリー
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