魔法使い界の城の一室。サンショウウオの様な生き物を膝に乗せ、大きな鏡に映るハナちゃんの姿を見つめる魔法使い界の国王が、オジジーデ伯爵にハナちゃんをさらうようにと命じた。それを受けたオジジーデはどれみたちを相手にするならばおヤジーデが適任と城に呼びつけた。渋るオヤジーデであったが、成功したら男爵に推挙するとそそのかされ、やる気になってしまった。

早速MAHO堂に乗りこむオヤジーデ。しかし、どれみたちはおらず、ぽっぷが親衛隊と店番をしていた。ハナちゃ んの居所を知りたいのだが、ぽっぷたちに怪しまれ、高価なバラを買わされる羽目に。なんとかどれみたちがハナちゃんをつれて合唱コンクールに出場していることを突き止めたオヤジーデは会場に急行する。女性に変身してハナちゃんに近づくオヤジーデであったが、ハナちゃんに頬を触られたとたん、隠していたひげが現れ一時退散。

怪しい男がハナちゃんを狙っている事を知って、警戒するどれみたちはMAHO堂で、事の次第をマジョリカに報告 していた。そこには、蝿に化けたオヤジーデが潜入していたのだが、気づいたハナちゃんの魔法で正体がバレてしまう。しかし、オヤジーデがハナちゃんを狙っているとは思わないどれみたちは、今までのお礼にディナーに招待したいというオヤジーデの誘いに乗ってしまう。

オヤジーデの指定したレストランに行ったどれみたちは、 各々注文をとって食事にありつこうとした瞬間、魔法で作られたレストランの魔法が解けて、空き地に投げ出される。シェフに化けていたオヤジーデが、その正体と目的を告げてハナちゃんを奪い、どれみたちを魔法で石にして、 笑いながら立ち去って行くのであった。