からくり城にあるという巻物を求めて森を進むゲンキたちは、甲伊賀流助に皆伝仙人のもとから秘伝の巻物がぬすまれたという話を聞き、忍者屋形に向かいます。どう見ても弱そうな老人に見える皆伝仙人を、みんなはバカにしますが、ヤマト王子だけは、あれは世を忍ぶ仮の姿だと信じて尊敬するのでした。それぞれが欲しいものが巻物に書かれていると皆伝仙人に教えられ、みんなは巻物を探しに行きます。しかし、それは皆伝仙人のイタズラでした。道中にはいろいろな罠がしかけられており、みんながそれにひっかかる様子を見て楽しむことを、老後の生きがいとしていたのです。通りがかった氷ミコは、面白そうだからとからくり城を復活させ、天守閣に巻物があることをみんなに知らせるのでした。