ヤマト王子の夢に出てくる大ソライ塔の絵を見て、自分の師匠である魔導ヘルリストの城そっくりだと叫んだウルフライは、ゲンキたちに無理やり案内させられる。だが、天使男ジャックは一人別行動を取っていた。ヘルリストはクロノズーに匹敵する実力者で、ウルフライも直接会ったことはないという。仕掛けを突破して、ヘルリストの元にたどりついたゲンキたちだったが、その正体は見掛け倒しのはったりで、この城もたまたま手に入れた古文書に書かれてあった大ソライ塔を真似て作られたものだった。そこに一本釣神帝と神帝ピーターが襲ってきて、瞬く間に騎神アリババ、魯神フッド、牛若天使が倒されてしまう。更に、その様子を見ていた十字架天使たちを、氷ミコとウサギが襲うのだった。

一本釣神帝と神帝ピーターの行動が、聖フェニックスを助けるためだと知るヤマト王子は、一緒に戦おうと言うが、彼らは若神子の中に聖フェニックスを結晶に封印した裏切り者がいると言って耳を貸さない。こんなことはやめようと説得するゲンキに心を開きかける氷ミコだったが、ウサギに操られてゲンキを吹き飛ばす。そして、聖フェニックスを封印したのは自分だと明かすが、なぜか意識を失ってしまう。そこに６人の若神子の理力がそそぎこまれていく。すべてはウサギことスーパーデビルの策略だった。そこに偶然吹き飛ばされてきたゲンキが立ち向かうが、布袋プーの贈り物の武器はすっぽ抜けて飛んでいき、役に立たない。そして氷ミコの身体を借りて、サタンマリアが姿を現したのだった。