天才映画監督の立体影像仏は、次回作「ビックリ松の一生」のアイディアがわかず、苦しんでおり、撮影が行き詰ってはテレビ助手に八つ当たりしていた。初地層の冬の世界に来たゲンキたちは、映画の撮影現場にでくわす。しかし妥協を許さない立体影像仏のおかげで撮影は中断してしまった。橋をかけてくれる天使が立体影像仏と知ったヤマト王子たちは、映画の制作に協力することにする。中でも監督の大ファンのジェロはノリノリでいろんな提案をし、代表作「スターダストウォーズ」にならって主役を不細工にすることに決定、ヘルリストが抜擢されることになった。しかし市場調査の試写会での評判は悪く、落ち込む立体影像仏。だが、ジェロの励ましで今度はライバルを出すことにしたのだった。