今日のえりかのお弁当は買ってきたパンです。その理由は、母の日が近くてお母さんのお店で忙しかったからでした。でも、パンだけではお腹がすいてしまいます。そこでえりかは、みんなからおかずを分けてもらうことにしました。そのなかでも、ひと際キレイにできていたものが、クラスメイトのななみのお弁当です。それを見たつぼみは、思わずななみのお母さんのことをほめますが、ななみの母さんは亡くなっていたのでした。思わずあやまるつぼみに「笑顔が一番」と、ななみは笑って許します。このお弁当も、ななみが妹に頼まれて、お母さんの代わりに作ったものだったのでした。
妹のるみのお母さん代わりとして、ななみは一緒にお買い物をします。そしてカーネーションが欲しいというるみを連れて、ななみはつぼみのお店へとやって来ました。そこで母の日のプレゼントに悩むつぼみとえりかに、お互いのプレゼントを考えてみればいいとアドバイスするななみ。こうしてカーネーションを買って、家へと帰ったななみとるみでしたが、不意にお母さんのことを考えたるみが泣きだしてしまいます。何とか慰めようとするななみでしたが、るみの気持ちは一向に晴れません。その姿を見て、ななみもだんだんと悲しい気持ちになってしまうのでした…