植物園でお花たちに水をあげるゆり。つぼみたちは思わずそのしぐさをマネしてしまいます。その理由は、ゆりみたいな大人の女性になりたいからでした。そんなとき、みんなは植物園の外で誰かがいる気配を感じます。でも、外へ出てみても誰もいません。その代わり、草むらに一通の封筒が落ちていました。思わずその封筒を拾ったつぼみたちはそれを見てビックリします。それはその封筒がラブレターだったからでした。はたして誰が誰に送ったものかわかりませんが、思わぬラブレターにつぼみたちはドキドキ。しかし、ゆりだけは興味なさそうに冷静で、晩ご飯を作るためと言って家に帰ってしまうのでした。
つぼみたちも帰ろうとしましたが、草むらで何かを探している男の子を見かけました。えりかがラブレターを見せると、男の子は恥ずかしそうに受け取ります。男の子の名前はハヤト。そのラブレターはゆりに書いたものでした。ハヤトはゆりと同じ団地に住む年下の幼なじみ。お父さんが行方不明になって落ち込んでいたゆりのことを心配していたのですが、最近、明るさを取り戻したことから、その笑顔を守りたいと思うようになったというのです。その気持ちに心打たれたつぼみたちは、ラブレターを読んでしまったお詫びとして、ハヤトがゆりとふたりっきりになれるよう、セッティングすることにしました。