離婚を決意した母からのメッセージ。両親の仲が元通りになる事を頑なに信じてきたまろんは、ショックのあまり部屋から飛び出す。荒々しくドアを閉める音に、異変を感じた稚空は、カギのかかっていないまろんの部屋に入る。そして、何があったのかを察知した。稚空はまろんを探し始める。自分自身でも、何故こんなに必死なのか分からない稚空。思いつく限りの場所を探すが、まろんは見つからない。その途中で稚空は、偶然に都と水無月に会い、事情を説明し、2人の協力を得る。だが、それでもまろんは見つからない。もしかしたら、自宅に戻っているかもしれないという都の発案で、マンションに戻る三人だったが、そこにまろんの姿は無かった。