ぬらりひょんと朱の盤は、火取魔に街のエネルギーを吸収させていた。行灯や火鉢の火とは比べ物にならないほどの、現代文明の熱エネルギーで火取魔をパワーアップして、鬼太郎を倒そうと企んでいたのだ。一方、妖怪横丁では蒼坊主を歓迎する宴が開かれていた。みんなが寝静まった明け方、蒼坊主は一人こっそりと抜け出し、妖怪横丁を後にしようとする。別れが苦手な性格を知っていた鬼太郎は、蒼坊主を待ち伏せており、自分だけでも街まで見送るのだった。そこで妖気を感じた二人は、火取魔が街の熱エネルギーを吸収しているのを発見する。