ゲゲゲの鬼太郎(第5期)

TV 番組

第 16 話妖怪はゲームの達人?!

2007/07/15放送
脚本:三条 陸 演出:立仙 裕俊 作画:清山 滋崇 美術:常盤 庄司

学校の休み時間、チャイムがなるのも忘れてカードゲームに熱中する少年たち。その中の一人、卓也がその晩、部屋でカードを見ていると、学校に置いてきたはずのカードデッキがあらわれ、姿の見えない何者かの声にゲームをしようとさそわれる。卓也が勝つと、声の主は10年分の寿命だと言って、宝石のようなものを差し出した。卓也が負ければ、もちろん寿命を取られるのだという。またゲームをしようという申し出を、卓也は思わず受けてしまう。声の主は卓也の右腕に印をつけ、自分のねぐらである学校で待っていると言い残して去っていった。
妖怪横丁に迷い込んできた少女、里奈を家に送り届けたネコ娘は、彼女から最近学校で妖怪に命を抜き取られてしまう事件がおきており、狙われた少年には腕にあざがついているという噂を聞き、自分の弟にもそのあざがあるのを見てしまったとの相談を受ける。卓也の行動を見張るネコ娘は、友達の家に遊びに行っても、会話もせずにゲームをするばかりなのを見て呆れる。友人宅からの帰り道、卓也は腕のあざを通じて次のゲームの誘いを受け、来なければ不戦敗で寿命をもらうと言い渡され、部屋にこもって必死でゲームの攻略を研究するのだった。
夜中、学校に忍び込んだ卓也は対戦格闘ゲームで負けてしまい、寿命を抜かれてしまう。これ以上成長の余地はないとして、声の主は明日が最後の試合だと宣告した。声の主の黒い影は、ネコ娘や鬼太郎の攻撃が全て素通りしてしまう。卓也は妖怪とのゲームは面白くて夢中になって続けてしまったと語る。ネット対戦で一番だったゲームに負けたことで、もう何をしても無駄だと閉じこもる卓也に、ネコ娘はバイト先で知り合ったゲーム雑誌のライターや剣道の達人を連れてきて、どうせ無駄ならいろんなことをしてあがいてみようと提案するのだった。
ラストゲームに挑んだ卓也は、みんなといろいろ話して楽しかったことを思い出し、これで人生を終わるのは嫌だと今まで以上のプレイを見せるが、惜しくも負けてしまった。寿命を抜かれようとする寸前、鬼太郎が助けにあらわれる。妖怪の正体は、しょうけらだった。姿を消して窓の外から影を操っていたので攻撃が効かなかったのだ。待機していたつるべ火たちに照らされて正体をあらわし、鬼太郎に捕まってしまう。しょうけらは、最近の子供たちの遊びが面白くて、つい夢中になってやりすぎてしまったと反省し、みんなの寿命を返すのだった。
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