目玉おやじは、小豆あらいの店や、お歯黒べったりの銭湯に頼み込んで働かせてもらうが、身体が小さいのではかどらず、仕事にならない。やっと化け蛸のマッサージ屋で働けることになった目玉おやじは、みんなに鬼太郎には内緒だと口止めしていた。しかし、ねずみ男は我慢できずにばらしてしまう。目玉おやじが働いていることを知った鬼太郎は、どうしてなのかわからずに心配するのだった。夜は、つるべ落としの雑貨屋で働いて、ようやく自転車を買えるだけのお金を貯めることができた目玉おやじだったが、何者かに貯金箱が盗まれてしまう。