夢のことを目玉おやじに相談する鬼太郎。目玉おやじは古今東西妖怪大図鑑を調べ、妖怪まくら返しの仕業だと教える。まくら返しは夢を壊して楽しむ性質の悪い妖怪で、夢の中では鬼太郎の霊力も通じない強敵なのだ。その晩も、まくら返しは夢の中にあらわれた。大勢の人間と動物の観客の前でフィギュアスケートを披露する少女の夢を壊していく。まくら返しを止めようとする鬼太郎だったが、手も足も出ない。そしてその夢の中にも、先日見た少年がいた。鬼太郎はその少年を探すことにした。その少年、亮太は夢を壊された子供達の友人だった。