妖怪横丁では、願いを書いた紙を燃やして、炎を見守りながら静かに飲み明かす火祭りがおこなわれていた。そこに地獄の閻魔大王に仕える副官の一人、五官王があらわれ、ねずみ男が夜見の国の入り口をふさいでいる霊石を盗み出し、そのために亡者が地上に逃げ出してしまったと告げる。その罪によって、ねずみ男は無間地獄に落とされるというのだ。刻限までに亡者を連れ戻し、霊石を戻すことができれば、ねずみ男を救える。だが、間に合わなければ代わりに鬼太郎の魂が無間地獄に落とされてしまう。鬼太郎はねずみ男を助けることを決意する。