ゲゲゲの鬼太郎(第5期)

TV 番組

第 59 話グレムリン東京上陸!!

2008/05/25放送
脚本:三条 陸 演出:門田 英彦 作画:浅沼 昭弘 美術:西山 正矩

ねずみ男は「妖怪は実在する?!」というテーマのテレビの生討論番組に出演していた。そこに大量のグレムリンがおそってくる。それをバケローで見ていた目玉おやじ、鬼太郎、蒼坊主、ネコ娘はテレビ局へ向かう。その頃、魔女ザンビア、狼男ワイルド、ドラキュラ三世は、ぬらりひょんに手出しをしないようにとのバックベアードの伝言を伝えに来ていた。大計画の下準備に忙しいので手を出すつもりはないがグレムリンごときで鬼太郎の相手がつとまるのかと問うぬらりひょんの前に、実体化したバックベアードが出現し、自らが出向くと答える。
ねずみ男と出演者たちを助けに、スタジオに駆けつける蒼坊主、ネコ娘、子泣きじじい、砂かけばばあ。鬼太郎は一反もめんに乗り、屋上からグレムリンたちをはさみうちにしようとするが、そこにバックベアードがあらわれ、街はパニックになる。眼力を避けるために目を閉じて妖怪アンテナで妖気を頼りに戦う鬼太郎。しかし、バックベアードの体は鋼鉄より固く、ゴムより柔らかくなる妖怪細胞でできており、攻撃が効かず、捕まって体内に取り込まれてしまう。一方、スタジオ内のグレムリンを追い払った蒼坊主たちは、屋上に向かうのだった。
グレムリンたちはテレビ局の機材を使って、転送装置を作り上げていた。そして自分たちを霊界電波に変えて、地獄へ侵入を果たす。そしてバックベアード自らも、地獄へ乗り込もうとしていた。本当の狙いは地獄の力を手に入れることだったのだ。眼力で金縛りになり動けない蒼坊主は、額の第三の目でグレムリンに幻覚を見せ、装置を破壊させて時間を稼ぐ。怒るバックベアードは蒼坊主を捕まえ、攻め立てた。バックベアードの体内の毒に冒され、死ぬのを待つばかりの鬼太郎は、最後の手段として地獄の鍵を開き、獄炎乱舞を使うことを決意する。
その時、バケローに地獄から五官王が電話をかけてきた。状況を知った五官王は、鬼太郎に第二の地獄奥義、あらゆる物を貫通する地獄の針山の鋼の力「武頼針」を使用するように言う。その力でバックベアードの体内を突き破って脱出した鬼太郎は、蒼坊主たちを救い出すと、更に獄炎乱舞の力も解き放った。閻魔大王は地獄の鍵に導かれるかのような鬼太郎の成長に驚く。実体化できるタイムリミットが過ぎたバックベアードは撤退するが、この騒ぎに乗じて、地獄に配下を侵入させることに成功する。更にそれを見てほくそえむ何者かの影があった。
閉じる

 

PAGE TOP